2014年10月29日

天城越え

10月26日から2泊3日で会の仲間と伊豆半島の天城山縦走に出かけました。。伊豆の踊子、
そして井上靖の小説に出てくる舞台になった所。胸をわくわくさせながらでかけました。
 飛行機で東京まで行き、新幹線で三島までそれから在来線で沼津まで行きました。1日目は
沼津アルプスと言われている徳倉山に登りましたが、はじめから急登の連続でした。30分余り
で山頂に着きましたが、なんと予想もしなかった雨が降ってきました。急いで急登を下りました
が、雨脚は段々ひどくなり、こけそうになったのでリーダーの判断で志下坂峠まで行き、下山す
ることに…バスで伊豆長岡駅まで行き、修善寺まで伊豆鉄道に乗り換えて修善寺の民宿に着
きました。修善寺温泉はちょうど菊花祭りがあっていました。のどかな温泉街でした。
 2日目はいよいよ天城山縦走です。天気も上々。天城高原ゴルフ場を8時に出発し、1299
米ある万二郎岳まで1時間10分で到着。あたりはすっかり紅葉し、伊豆の紅葉もなかなかの
ものでした。馬の背を越え、アセビのトンネルを越えて石楠花(ハナタテ)に着きましたが、その
名のとおりシャクナゲの樹木が畑のように!春はさぞかし見事なことでしょう。万二郎岳から1
時間40分かかってお目当ての万三郎岳(1405米)、天城山の最高峰に到着。ここからやっと
下りに入り、小岳で昼食。このあたりにヘビブナがあるとのことで見に行きました。蛇のように
地にくねくねと這った細長いブナがありました。小岳を過ぎたあたりから見事なブナの大木の
連続でたくさんの気をもらいました。戸塚峠、白田峠を越えて八丁池まで。ここは火口湖でし
た。天城の瞳と言われていてモリアオガエルがいるとか…そこからの道のりはずっと延々水
平歩道で同じ道の繰り返し。小岳から4時間かかってやっと天城峠に着きました。天城トンネ
ルは現在使われてないそうで1905年、明治時代に作られています。踊子たちはここに着い
たとき、どんな会話を交わしたことでしょうか。ロマン溢れる旅でした。2日目は8時間近く歩き、
健康に歩けることに感謝です。
天城越え


旧天城トンネル                        天城山の紅葉
天城越え

   


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Posted by ともちゃん at 06:51│Comments(0)登山 
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