スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年11月07日

大船渡支援登山

11月2日から5日まで岩手県の大船渡、陸前高田に被災者の方々と一緒に近くの山に登り、
仮設住宅に炬燵を配達してきました。できれば炬燵配りをする中で独り暮らしのお年寄りの
方々と話をしてきたかったのですが、時間が足りませんでした。やはり現地に行ってみて気
付いたことがたくさんありました。東京から東北道を走ること、8時間!長い距離でしたが、
高速道も一般道路もかなりの道路のひび割れの修復があっていました。大船渡や陸前高田は
瓦礫もかなり整理されていましたが、気仙沼から南下した志津川あたりはまだ大きな瓦礫の
山がありました。私たちは大船渡サポートネットワーク(市民が立ち上げたもの)の方々と
炬燵の配達もしましたが、この寒さの中、暖房もなく仮設住宅の中で独り暮らしをしていら
っしゃる方もおられ、大変喜ばれました。市から暖房のカーペットの支給もあるそうですが、
ストーブが欲しいとはなしてありました。大船渡市だけで至る所に30か所ちかく仮設住宅
が作られていました。しかし暖房器具も配られていない仮設住宅もあるらしく、かなりのば
らつきを感じました。河川敷では全国から送られてきた暖房の衣料品や毛布が配られていま
した。そして今も全国から継続支援をしていらっしゃる方がたくさんいます。頭の下がる思
いがしました。大船渡の近くにある氷上山(ひかみさん874米)と五葉山(1351米)
に被災者の方々と一緒に話しながら登りましたが、東北の山はすっかり黄色や赤に紅葉し秋
景色でした。しかし五葉山の山頂の標識も見事に大地震の影響を受けて標識は傾き、一部崩
壊していました。至る所に今も震災の爪痕が生々しく残っています。できれば夫の了解をも
らってもう一度現地に足を運びたいと思っています。震災を受けた方々(ごく一部の方ですが)
前向きに立ち上がってあるのを肌で感じてきました。
寸断された防波堤(大船渡市)




                              五葉山の山頂標識(一部崩壊)



















        仮設住宅に炬燵を配布



河川敷での暖房品の配布
海から引き揚げられた車(たくさんのフジツボや貝が付着)





         被災地に添えられた花















                           瓦礫の中で再建されたホテル福富(3日間 宿泊)






  


Posted by ともちゃん at 06:09Comments(1)登山