スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2012年08月01日

トムラウシ縦走(短縮コース~旭岳)

7月26日から31日までトムラウシ縦走に出かけました。3年前にあの大事故があった
こととお天気が心配でした。実は私、事故のあった10日前にツアーで沼の原コースから
トムラウシに登ったのですが、土砂降りの雨で花どころではありませんでした。
 今回はリベンジでお花と日本庭園が見たかったのです。小雨が降った程度で天気に
恵まれ、旭岳の火口からもくっきりとトムラウシはみえました。実にラッキイでした。
7名全員クリアしました。とにかく花、花、花の真っ盛りで雪解け後のお花畑がいかに
素晴らしいか!





後方に見えるのがトムラウシ(白雲山荘近くから)





コマクサ、エゾコザクラ、エゾツツジ、アオノツガザクラ、ニッコウキスゲと素晴らしい花々の群落が一面広がっていました。日本庭園や岩石の山でできたトムラウシ公園も素晴らしかったです。1日目、短縮コースからひさご沼までの道のりの長かったこと!12キロの荷物をからって11時間歩きました。ひさご沼に到着した時はホッとしました。









ニッコウキスゲ






ひさご沼は多くの登山客でいっぱいでしたが、どうにか私たちが泊まるスペースはありました。近くの雪渓で汲んだ水の冷たかったこと!雪渓の近くにも高山植物の群れが咲き乱れていました。次の日は3時半に起きて午後からの天気が雷雨ということもあって4時半には出発しました。ひさご沼から化雲岳、五色岳を通過し忠別小屋には5時間足らずで着き、ゆっくり体を休めました。






               エゾコザクラ


      旭岳(火口より)

3日目の忠別小屋から白雲山荘までのアプローチは平たんで緩やかなハイキングロードで砂地にはびっしりとコマクサが咲き乱れ、疲れを癒してくれました。7時間足らずで目的の白雲山荘に到着。遠くから山荘が見えた時の喜び!言葉には言い表わせません。ずんずん足が進みました。小屋に到着後。篠笛の得意な0さんが演奏していると管理人の奥さんが興味を示され、結局,善良でお人よしの0さんは笛をこともなげにプレゼント!一休みして近くの緑岳(素敵なネーミング)に登りました。雪渓を2つ渡りました。いよいよ最終日!白雲岳から最終目的の旭岳を目指します。朝から素晴らしいお天気でした。
登山途中から左手に旭岳が見えたとき、心の中でやったあ!と叫びました。しかしお鉢に上がって北海岳から間宮岳に至る道は突風が吹き荒れ、砂嵐で避難場所もなく、進むしかありませんでした。この状態で雨にあったらきっと低体温症になるかもしれません。3年前の事故がよみがえりました。間宮岳から1時間10分で旭岳に到着。全員で縦走した喜びを分かち合い、写真におさまりました。





硫黄岳と姿見の池






旭岳を下山後、ロープエーから湧駒荘で4日間の汗を流し、素晴らしい食事にありつけました。ずっとアルファ米だったので
おいしいこと!涙が出ました。
この山行でたくさんのことを学びました。荷物の軽量化!いらない荷物の多かったこと(特に衣料品)多くて10キロに収めるべきです。そしてやはりこの厳しい縦走が全員達成できたのは参加者の絆とリーダーの計画、判断の素晴らしさです。
どれだけリーダーがこの山行を実施するに当たり、神経を使い、実行したか想像できます。お天気に恵まれたことも成功の大きな要因です。リーダーのKさん、ほんとにお疲れ様。素晴らしい縦走でした。
















  


Posted by ともちゃん at 07:14Comments(1)登山