2012年05月12日
支援登山2 (栗駒山)
5月8日から11日まで2回目の東北支援登山に出かけました。今回は秋田、岩手、宮城3県にまたがる栗駒山(1627m)に大船渡、陸前高田周辺の被災者の方々とと一緒に登りました。当日は栗駒周辺の散策コース(42名)と登山コース(22名)に分かれました。散策コースはミズバショウの見学の後、温泉につかり、食事をして帰宅。登山組は登山後、栗駒荘に宿泊して翌日 帰宅でした。 東北は桜は散っていましたが、八重桜がまっさかりで白いリンゴの花が咲き、山は黄色いヤマブキの花があちこちに咲き乱れ、花一色でした。栗駒山は初めての山でしたが、なだらかな女性的な山で雪はありましたが、アイゼンはいらないくらいの雪で登山口からびっしりとフキノトウが出ていました。このあたりの方はフキノトウのことをバッケというんだそうです。バスの中で被災者の方と話しましたが、皆さん温泉に入り、おいしい食事をし、自然を思いっきり満喫されたみたいでとても喜んでおられました。中には涙を流すおばあちゃんもおられました。
2日目は大船渡の氷上山に登りました。そして最終日は石巻の大川小学校(70数名の子供、教職員が死亡)を訪れました。廃校になった学校の前には立派な慰霊碑が建てられ、私たちが行った時、保護者らしき方がお参りされ、お坊さんがお経を唱えておられました。次々にわが子を亡くされた若い父親らしき方や母親、祖父、祖母の方もみえてありました。私たちも線香と花を供え、お参りしました。運動場の裏手の山にも登りましたが、なぜ早く山に避難させなかったのか、疑問が残りました。子供も登れる山でした。子供を亡くされた両親の気持ちを考えると涙が止まりませんでした。大船渡から陸前高田・気仙沼、石巻と南下しましたが、南下するにつれて瓦礫の山が大きく、片ずいていませんでした。しかし大船渡周辺は半年
前に比べるとずいぶんお店が増え、地元の方々の復興への思いが伝わってきました。廃車になったバスを利用したうどん屋さんもありました。
大船渡サポートネットワークのメンバーの方とも仲良くなり、次回 秋の健康登山にも参加したいと思っています。

大川小前の子守り像 
2日目は大船渡の氷上山に登りました。そして最終日は石巻の大川小学校(70数名の子供、教職員が死亡)を訪れました。廃校になった学校の前には立派な慰霊碑が建てられ、私たちが行った時、保護者らしき方がお参りされ、お坊さんがお経を唱えておられました。次々にわが子を亡くされた若い父親らしき方や母親、祖父、祖母の方もみえてありました。私たちも線香と花を供え、お参りしました。運動場の裏手の山にも登りましたが、なぜ早く山に避難させなかったのか、疑問が残りました。子供も登れる山でした。子供を亡くされた両親の気持ちを考えると涙が止まりませんでした。大船渡から陸前高田・気仙沼、石巻と南下しましたが、南下するにつれて瓦礫の山が大きく、片ずいていませんでした。しかし大船渡周辺は半年
前に比べるとずいぶんお店が増え、地元の方々の復興への思いが伝わってきました。廃車になったバスを利用したうどん屋さんもありました。
大船渡サポートネットワークのメンバーの方とも仲良くなり、次回 秋の健康登山にも参加したいと思っています。





Posted by ともちゃん at 07:24│Comments(0)
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