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2015年04月21日

キナバル山(マレーシア 4095米)

4月14日から仲間とマレーシアにある東南アジアで4番目に高いキナバル山に登りました。
キナバルのキナはマレー語で中国、バルは未亡人という意味だそうで中国の王子とその未
亡人との伝説が残っているという山です。

この山は麓が熱帯雨林のジャングルで山頂は花崗岩の岩場になっていて熱帯雨林から高山
帯までの特異な動植物が存在し、山麓には世界最大の花、ラフレシア、食虫植物のウツボカ
ズラなどがある面白い山です。初登頂は1858年。そして今でも1年に1ミリずつ隆起している
そうです。

16日、6時半にホテルを出発して登山口まで向かいました。山麓には多くの少数民族が住ん
でいてしゅうの一度の市が立っていました。野菜や果物、魚などたくさんの食糧が並べられて
いました。ガイドからジャックフルーツを買ってもらい、皆で食べました。見かけは悪いですが、
なかなかの味でした。入山手続きを終えて登山口(1554米)から登り始めました。途中いくつ
ものシェルター(休憩所)があります。登山道は多くの外国人、ヨーロッパ系、中国人、韓国人
日本人で込み合っていました。ゴムの葉に似たウツボカズラや世界一小さなランの花、1メー
トルもある苔、4メートルのシダ類など固有種の植物がいっぱいでした。

約6時間かかって3272メートルにあるラバンラタレストハウスに到着。レストランは多くの人で
込み合っていました。夕食後、早めに就寝。翌朝、2時に起床し2時半から登山開始です。
サヤッサヤ小屋あたりから段々と夜が明けていきます。花崗岩の一枚岩のような岩が大平原
のように広がっていて、ロバのような耳やウサギの耳、三角形の天を突く岩がシルエットで浮か
び上がります。素晴らしい光景でした。6時40分にやっと山頂に到着。多くの登山客で大混雑
でした。レストハウスまで戻り、朝食を済ませて再び下山開始。登山口までの5時間の長かっ
たこと。めったにこわらない私も下山後、3,4日間足ががたがたでした。

最終日はスキューバとパラセーリングでマリンスポーツを楽しんできました。キナバル山は変
化に富んだ山で神々しい山でした。私たちの荷物を運んでくれたポーターは麓に住む少数民
族の若者で心優しい青年でした。

コースタイム
4,16  登山口(9:40)-ラバンラタ レストハウス(16;18)  歩行時間 約6時間

4,17  レストハウス(2:40)-山頂(6:40 40分休憩)-レストハウス(9:30)-
      登山口(15:30)                        歩行時間 約11時間


朝日のシルエット

                           ウツボカズラ

                                   キナバル山 遠景

                    

  


Posted by ともちゃん at 05:53Comments(0)登山