農家民宿(宮崎 諸塚村)

ともちゃん

2016年08月20日 05:42

8月18日から1泊で宮崎の諸塚村にある諸塚山と黒岳に登りました。この近辺に咲くキレンゲ
ショウマを鑑賞するのと農家民宿が目的です。高速で熊本空港、益城あたりを通りました。道
路のひび割れ、段差があり、家々には青のビニルシートが点々とかけてあって地震の凄まじさ
を物語っていました。御船インターを降りて何回も通行止めにあい、道迷いしながら4時間半ち
かくかかって目的の諸塚村の登山口に到着。諸塚という地名は山頂に多くの塚があったとのこ
と。七ツ山ともいわれますが、屋根の上に七つの峰があることから名付けられたそうです。
 登山口には諸塚神社の立派な鳥居があり、丸太の階段を登り、急登を上り詰めて1時間余り
で山頂に到着。余りの虫の多さにぎょっ。手で払いのけても次々に襲ってきます。ハエに似た
虫ですが、後で聞くとミナシアブというアブで足に何か所も刺されていました。
 下山後、4グループに分かれて農家民宿へ。600メートルの所に家が建っていて集落は9軒
家の周りにはたくさんの野菜が作られていました。周りは段々畑で涼しい風が吹いています。
早速、夕食のお手伝い。メニューは酢の物、てんぷら、煮物でした。てんぷらも取り立ての野
菜。18時過ぎから皆で夕食を囲み、畜産をされているご主人も一緒に21時近くまで話に花を
咲かせました。食の話が主で健康は食にありを実感しました。
 翌日は8時に車で集合場所まで送っていただき、黒岳に登りました。登山口まで遠いこと。
地元の男性先頭に9時半から登り始め急登をよじ登って1時間余りで到着。ここも又虫攻め
にあい、ゆっくり昼食も摂れませんでした。黒岳神社に登る分岐から下山してブナ林に群生
するキレンゲショウマを観ました。ユキノシタ科に属し、美しい黄色で品があります。地元の
方々がしっかり保護されていて、保護ネットは地元の方しか開けられないとのこと。この花は
宮尾登美子の小説「天涯の花」に出てくるそうでこの小説を読まれた方が観にこられるそうで
す。保護されるだけあって素敵な花でした。
 2日間、楽しい旅でしたが、目の上をアブに刺され、当分は腫れがひきそうにありません。




キレンゲショウマ


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